久々に書きます。
≪ピンクマウスにチャレンジ≫
爬虫類を飼育していると色々な問題が起こります。
脱走されたり、環境がなじまなかったり、持て余したり・・・
特に大きいのはエサの問題です。
リクガメはともかくとして、肉食の爬虫類は基本的に生き物しか食べません。
「人工飼料も一応あるが、滅多に餌付かない」のです。
犬とか猫を飼ってる人には想像しにくいかもしれないですが、
本当に食べません。お腹空いてても食べません。口にしません。
結果的に餓死してしまう事になります。
ヘビなどはこの傾向が顕著のようで、よく拒食するそうです。
彼らは容姿に反し総じて繊細で臆病なので、
些細な事でまさに「食事も喉を通らない」状態に陥ってしまいます。
もっとも、ヘビは飢えにも強いので種類差はありますが
基本的には1週間程度なら食べなくてもいきなり死ぬ事はないです。
ヘビを飼う人は基本的にネズミなどを餌にしています。
これがまた厄介で、ネズミが生きてて元気だとヘビが逆に怯えるので、
与える前に殺す(これが一番ベストみたいです)か、
冷凍したネズミを解凍して使ったりするようです。
このネズミ、餌付きさえすれば完全栄養食と言われており
これ一つで一生飼育が出来ると言われている優れものの奴なのです。
うちで飼っているヒョウモントカゲモドキは基本的に昆虫食なので、
僕は現在生きたコオロギを同時に飼育(というよりストック)しています。
コオロギだけでもカルシウムやビタミンの粉末を添加する事で、
特に栄養の欠乏もなく一生飼育できたりするらしいのですが、
やはり愛情ありますから、いいものを食べさせてやりたいと思い、
買って来ました。冷凍ピンクマウス。
ピンクマウスっていうのは普通のネズミじゃなくて
名前の通り毛が生えておらずピンク色したかわいい赤ちゃんです。
何しろうちの連中には大人のネズミは口に入らないのでこれを使います。
ちなみに餌用マウスは各サイズ用意されていて、
ファジー、ホッパー、アダルトなんつって言ったりします。
で、凍ったままだとこの人たちは内臓で凍傷を起こしてしまうので
ぬるま湯で人肌程度まで解凍します
もうこの時点で相当気持ち悪いんですが、何度かお湯を換えて、
そろそろいいかなってところで、手に乗せて温度を確かめます。
さてちょうどいい温度だというところになったら
体についた水分を拭いてやり、トカゲにあげます。
まだ他の連中は小さくて一番小さいマウスも飲み込めないので、
今回は39号と2号にあげました。無事食べたのでほっとしましたが、
正直グロ過ぎました。まぁこれで元気になるならいいかな・・・
ちなみに、ピンクマウスを買ったお店の人に
「飲めずに吐いちゃうかもしれないので、できれば半分に切ってあげて下さい。」と、言われました。
さすがにそれは無理と思い今回はやりませんでしたが、
なんか慣れてきたらやってしまいそうです。
≪今日の病院紹介してください≫
肛門科
これ、男性だったらかなりの変態ですね。